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スラムダンク

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スポーツ青春マンガの金字塔、スラムダンクは最高です。何度読んでも感動で泣けるという漫画はそうはありません。私自身、中学時代にバスケットボールをやっていたので漫画への感情移入の度合いがやっていなかった人とは違います。

スラムダンクが少年ジャンプに連載されていた当時、私は中学生でした。少年ジャンプは毎週欠かさず読んでいたのですが、実はスラムダンクより他の連載漫画の方が面白いと思っていました。スラムダンクも読んではいましたが、バスケをやっていたにもかかわらずそれほど面白いとは思いませんでした。

今思うに、自分の精神年齢が低かったからだと思います。ドラゴンボールなどのわかりやすいバトルモノの漫画の方が面白かった。大げさかもしれませんが、スラムダンクには人生を生きる上での本質的な考え方が込められていると思っています。他の人はどうかはわかりませんが、中学生だった当時の自分にはその本質的なことを感じ取るための人生の経験が足りなかったのだと思います。

スラムダンクの良さがわかったのは20歳の時に、単行本で読み返した時でした。中学生の時にはわからなかったキャラクターの心理描写がよく理解できました。キャラクターのセリフが心に響きます。三井が「先生、バスケがしたいです」と泣き崩れるところは、私もバスケをやめて寂しさを感じていたからです。赤木が最強山王工業との試合の最中「俺は間違っていなかった」というセリフに心を打たれます。上手くいかないこともあるけど努力すれば自分にもできるんだという経験もしたからです。

漫画の心理描写の理解の度合いは、自分の経験したことと照らし合わせて深まります。スラムダンクのキャラクターのセリフが心を打つのは、辛い・嬉しいという時の感情の表し方が素直だからです。とある場面のセリフが「自分でもそう思うなー」と共感できる。たぶん、作者の井上さんが自分の気持ちに素直な人なのだと思います。

20歳の時にスラムダンクを読み返して、「中学の時にもっとバスケを頑張ればよかった」と思いました。赤木や桜木たちの熱さに打たれて、強い後悔を覚えました。読み返すたびに登場人物の熱さに打たれて、心響くセリフに涙しています。

 

 

Author:shopazuraazwa